教会のボーイ97団は去る1月10日(日)に新春の餅つき大会を開催した。スカウトたちがあらたまって新年を寿ぎ、教会や近隣の人々と親睦を深める恒例のイベントだ。
当日は朝から曇天だったが、温かく子供たちは元気よく教会中庭に集まってきた。冷たい石臼を温めるお湯を沸かすためお鍋をかまどにかけて、どんどんと薪
をくべた。煙にむせながらその焚き火に暖まって、にぎやかに慎重な手つきで包丁を持ち、野菜を切り裂いた。スカウト訓練の一環だが、大根おろしと雑煮用の
料理準備だ。
お母さん方は教会各部屋に分散して餅米を蒸す炊飯器を4台並べた。蒸し器が集中すると電気のブレーカーが飛ぶのを警戒していた。
10時半、ミサが終わる前にペッタン、ペッタンと餅つきが始まった。タイミングが速すぎたが、子供たちはビニール手袋をはめてお餅を丸め始めた。黄な粉
餅、大根下ろし、雑煮などの美味しいお餅が次々と出来上がった。丁度11時から教会信徒の運営委員会が始まっていたので急いで接待用の黄な粉餅を作った。
オイシイ!温かい!などの好評を受けてお昼までに5臼(10升)もついてしまった。大成功!集まりの輪ににこやかな会話や笑いがはじけ、餅つき大会の意義を十分に果たした。ヨカッタ!