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2015年01月11日 新春餅つき大会
教会のボーイ９７団は去る１月１１日（日）に新春の餅つき大会を開催した。それはスカウトたちが元気よく新年を寿ぎ、また信者の方々や近隣の人々と親睦を深めるため毎年行うイベントだ。
当日は朝から好天気と温暖に恵まれて、子供たちはにこやかに教会中庭に集まってきた。冷たい石臼を温めるお湯を沸かすため、お鍋をかまどにかけ、バンバ
ンと薪をくべた。煙にむせながらその焚き火に暖まって，にぎやかに不器用な手つきで包丁を持ち、野菜を切り裂いた。大根おろしと雑煮用の料理準備だ。
お母さん方は教会各部屋に分散して餅米を蒸す炊飯器を並べた。蒸し器が集中すると電気のブレーカーが飛ぶのを警戒しての処置だ。
１０時半ミサが終わると同時にペッタン、ペッタンと餅つきが始まった。極めてタイミングがよく、子供たちはビニールの手袋をはめてお餅を丸め始めた。黄
な粉餅、大根下ろし、雑煮、お汁粉などの美味しいお餅が次々と出来上がった。小さい子供用の木の臼で幼児たちがトントンと餅つきの初体験を味わっていた。
オイシイ！温かい！などの好評を受けてお昼までに１０臼もついてしまった。一人の外国人は珍しい日本の風習を大きなカメラでシャッターを連写していた。大成功！集まりの輪ににこやかな言葉や笑いがはじけ、餅つき大会の目的は十分に果たした。ヨカッタ！